デザイン発注?

ADC社のこれまでの顧客企業さまとの経験から学んだ、 デザイン発注のコツとポイント。

デザイン業務を提供させていただいているなかで、デザインを発注検討している企業さまにとって、何が大事で、ADC社の貢献はどうあるべきか。そしてADC社が関わった多くのプロジェクトで感じたことをお伝えすることで多少なりともデザイン発注時での参考にしていただければ。

 

デザイン業務の発注・受注を大別すると;

  1. 経営者・社長さまからの依頼
  2. 商品企画・マーケティング部門からの依頼
  3. 開発・設計部門からの依頼
  4. デザイン部門からの依頼

これまでの受注をみますと、この4つにおおきく分かれ、それぞれ違った立場の課題とリクエストがあります。
経営者の方々の関心と、企画・マーケティングが専門の方との関心には違いがあますし、技術者の方々、デザイナーのそれも然りです。
仕事を引き受ける立場からは、いずれの場合であっても、新しい、今までにないコト・モノをデザインするためには、こうした企業内の役割・部署を総括的に理解する必要があります。このことの大事さを先方の方々に理解していただくのには、結構な時間と熱意が必要で重要な仕事になります。
特に新規のクライアントさまの場合、実際のプロジェクトがスタートする前に行なわれる プロセスへの双方の理解と一致が大切です。ここにツマズキがあるとデザイン価値の成否に影響が残ります。

発注者は、 例えば こんなことも考えています。

 

  • 製品企画の精査って? 何が大事なのか?
  • 新規開発の川上段階にデザイナーを参加させては?
  • 外部のデザイナーはインハウスデザイナーと何が違うのか?
  • ADC社の利用の仕方?
  • ADC社が出来ること、出来ないことは?
  • ADC社のデザイン・プロセスとは?

 

1.経営者・社長さま からの依頼

多くの顧客企業さまのなかに、経営者の方でデザインに関してたいへん熱心な方が多くいます。そうした方とのコラボレーションで多くを学ばせてもらいました。

 

経営 と デザイン

「経営」と「デザイン」とは切り離せない関係性であり、それらが一体となり生まれた開発プロセスと結果がプロフィット向上に繋がり、これがその企業の強みともなると考えます。
一般に 商品・製品を提供する企業にとっては “よいデザイン” は不可欠でしょう。
外部デザイン会社に発注する、デザイナーを雇う、デザイン部門を設立する、そういう場面が起きます。 良いデザイナーを見つけることはヒット商品をつくるよりさらに難しいことかもしれません。 真の意味での “よいデザイン” を得ることの難しさがあります。
経営の想い、なやみを心から共有できるプロフェッショナル、それが真の意味でのデザイナーなのでしょう。 そう目指しながらADC社では各クライアントさまとのデザイン業務を進めています。そして新製品の企画、開発 そのスタートから発売まで、 クリエイティブ・ディレクション、デザイン・マネジメント、デザイン監修、そうしたトータルな業務サービスで、経営者の方々からの期待に添えるよう努力の継続です。

経営者の方々が ‘‘デザイン業務の外部パートナー‘‘ を考えるとき、以下のような場合があります

  • 先ず、どこか、便利で良いデザイン会社を探さなければ。
  • 製品開発のプロジェクトのデザインだけではなく、将来的に当社の製品群をどう方向付けてくれるか?
  • 社内的にはどの部署、あるいは誰を、外部パートナーを扱う担当者とするのがベストか?

ADC社では、顧客企業さまのそうした想い、悩みも共有させてもらいお手伝いをしていきます。

 

経営陣、社長さんからの依頼: その期待、希望、本音 とは

 会社の製品すべてを見直したい!

デザインの重要性を良く知っておられる経営者の方から製品デザインの見直しをしてもらいたいとのリクエストが増えています。今より、より優れたデザインを望んで、その期待と多くの希望を話されます。そこでADC社は会社を訪問させていただく機会に、どこまで真剣に見直しされたいか 健康診断の問診のような形でお話を伺い、そのあとにどのような治療方法で行うかラフな方針(クリエイティブ・ディレクション)を提案します。この段階ではあまりADC社が信用されていませんので実績ある事例をもとにお話することでざっくりとした方針が決まっていきます。信用が深まりますと契約の前段階の 秘密保持(NDA)同意書、デザイン予算の合意をいただき、具体的な業務内容と開発日程を組んでいきます。診察時と同様に体の症状を話すように会社の状況や課題を細かくお話いただくことで、より正確な正しいクリエイティブ・ディレクションと開発プロセスの提案ができることに繋がります。 また、社長となりますとカンパニービジョンをお持ちかと思いますのでそのビジョンに沿ったクリエイティブ・ディレクションでありデザイン・ディレクションを提案したいと願っています。

● 売上を伸ばす上でデザイン力を高めたい

やはり 経営者のお立場となりますとダイレクトに売り上げを伸ばしたいとの要望が正直見え隠れします。当然だと思います。もっと社会貢献! もっと儲けたい

ではどうすればよいかですが、まず会社の目指すコーポレート・ビジョンをお聞きしながら現在ある製品(群)を評価させていただき、ADC社からコメントをさせていただきます。

それでお客様(経営者の方々)がどのようにADC社の話を受け止めていただけるかで診断(今後の進め方などのアドバイス)をさせてもらいます。お聞きいただき、多くの賛成をいただいた時は、売り上げに貢献できる戦略を提案します。しかし、色々な事情をお話しされ、予算もできるだけ掛けたくない、ローリスク・ハイリターンを望まれる場合は矛盾を感じ、お引き受けできないケースもありました。

重要なポイントですので繰り返しますが、“経営”と“プロダクトデザイン開発“とは切り離せない関係性があります。それらが一体となり生まれた開発プロセスと結果がプロフィット向上に繋がると考えています。そのためにデザイン性を高めるためにはしっかりと課題を共有するワークフローを構築し、何から解決していくことが大事かを、そのためには開発関係者のご協力がとても大事になります。デザインが仕上がるまでは色々な面で共有しながら両社で解決していこうという姿勢が大変重要です。もちろん意匠面では
ほぼ100%任せていただきますが、ユ-ザーに喜んでもらえるような商品性アィデアは、製造、販売してきた人達の情報提供から、多くが生まれます。この意味でも、利益を望むクライアントの皆さまには精一杯のご協力をいただきたいのです。

● ‘‘デザイン思考‘‘のプロセスを取り入れたいが どうすれば . . .

まずは お会いしてからとなりますが用意いただくものとして、ADC社が診断できる資料などをそろえていただきます。 現行製品、現在のプロダクトラインナップ、加えて、出来る限り詳細な開発フローが見える資料 等々が大事な情報となります。

「デザイン経営」?? 

最近では 「デザイン経営」というコトバも新聞記事に。 そして、「クリエイティブ・ディレクション」 など、などと...

経営者の方々の想い、悩みは次から次へと尽きません。企業戦略を論ずる場合の「デザイン経営」? これはいったい、どういうことなのでしょうか。デザインを企業価値向上の中枢的な資源として活用するという視点なのでしょうか。
デザインを重視する経営は高い競争力や成長に結びつくという考え方でもありそうです。想像力と創造力を経営力に含めなければという考え方といえましょう。経営者の方々との議論のなかで、「おっしゃっているxxxx, yyyyはデザインの分野でいうところのzzzzという理解が出来るのですが。」などという見解から お互いの ‘‘想い‘‘ を共有し、製品・商品の基本計画に反映させていく、そういう体験もしております。

「デザイン経営」はデザインを企業価値向上のための中枢的な資源として活用するところに踏み込んでいるようです。 Nikkei の記事でも、「デザイン経営の実現には潜在的な需要に対する洞察、あらたな価値を実現するための技術と感性の統合、あらゆるチャネルを通じて価値を顧客に伝える取り組みが求められる。」(Nikkei Business Daily) と紹介しています。

こうした経営とデザインの共通項を いかにマネージするかが重要で, ADC社としての課題であり、チャレンジです。

● デザイン・イノベーションを起こしたい! 当社もイノベーション出来るのか?

イノベーションはADC社の力だけでは到底実現できるものではなく、イノベーションが生まれるようなアシストをします。クライアントさまが出来そうなモノの素質やアイデアをお持ちでしたらできる!と信じて走り切れればきっとイノベーションは生まれると思います。

● 会社そのものをデザインしてほしい !

いくら何でもそこまでは???

 

2.商品企画・マーケティング部門からの依頼

商品企画・マーケティングに長けたクライアントのプロジェクトの経験も数多く、またその逆の経験もしてきました。 企画・マーケティングに優れた企業の多くは、その経営陣との関係もよく、デザインのプロジェクトはやり易い状況となります。

ADC社のデザイン・プロジェクトには、結構の割合で、デザインの前段階 - 商品(製品)の企画への提案が含まれ、これがその製品の成功を左右し、重要になります。

自社のデザイン部門の有無によって気を付けなければならいのは、社内デザイン部門とのいい形の協業を試みます。なかには企画の人たちが自社のデザイン部門の力量に疑問をもっていることがあります。 この場合は、神経を使いますし、そこは、慎重に進めていきます。

企画、マーケティング部門からの依頼: その期待、 希望、 本音 とは

● 新事業、新企画なので他社との差別化を重要視したい!

経営陣から求められるそうした企画と狙い、現在の自社の立場、競合他社の位置付け、そうした検討の上、さぁ、では具体的にその差別化は? クライアント側の専門家に如何に意味のある質問が出来ているか? そこに、プロジェクトの成否がかかってくる。 何を差別化とするか?
違いとは? その構想、夢想には限りがありません。

● 売れる商品とは? デザインのパワーとは? 

売れる商品? 売れない商品? その分析にこそ、その企業の優劣が見え隠れしてきます。

外部デザイン会社としては、その顧客企業各社の業態の広さから、時として無関係の製品・商品群の評価の経験が役に立つことがあります。そして、この難しい質問 ‘‘デザインのパワー‘‘ ??  機器・商品の総合的強さ、これ即ちデザイン・パワーと言えなくもない。 その強さを感じてもらえるのに欠かせないのがデザインの秀逸性なのでしょう。

よく できたデザインですね !」という表現、感想を耳にします。この聞き馴れたような表現が実に悩ましい。企画・マーケティング部門としは、その企業なりの
‘‘よくできたデザイン‘‘ といえる評価方法の確立が大事になるでしょう。 ADC社ではそうしたプロジェクトへも貢献できそうです。

● デザイン会社への依頼、付き合い方というか、何を期待すべきかが不確か。

いずれの場合においても、その最初は ‘‘試み‘‘ なので、「新しい体験のなかで学ぼう。」という開いた気持ちを持っていただくのが一番ではないでしょうか。

良く体験する例なのですが、企画マーケティング部門と開発・設計部門との社内での関係性が故の問題です。この関係性がうまく進んでいる企業の製品・商品の成功率と、そうでない企業では??
こうした観察を顧客企業の方々から学ばせてもらいました。 そして、

時には、こうした専門部門間の葛藤を デザイン・プロジェクトをとおして改善出来たという経営者の方からの感想も。

他部門の価値を十分に認めたうえでの自部門の主張、このバランスも ‘‘デザイン‘‘のひとつではないかと思うのです。

● 新規開発で早い段階からデザイナーを参加させたい

是非ともADC社へのお声がけを。 メリットは確かです。

ターゲットユーザーの絞り込みから、アイディア出し、顧客企業の企画者とのコラボレーションこそ、成功への入り口でしょう。 企画・計画段階からの
‘‘見える化’‘(可視化)をすることでデザインの幅が。

 

3.開発・設計部門からの依頼

開発、設計部門さまからの問い合わせ・受注でこれまでによくあるデザインの依頼として、こういう要望があります。「基本設計がほぼ落ち着いたので、この機器のデザインをお願いしたいのですが。」 この依頼はなかなかの‘‘曲者‘‘ です。

そもそも ‘‘デザイン‘‘ とは「誤操作を生まない使い易さ、見やすさ、整備・掃除のし易さ等々の基本的な構想、計画、すなわち「基本設計」そのものに係わる創作活動で、使う人に感じてもらう満足感への仕掛けなのです。この仕掛け行為は意匠前段階のデザイン思考なる前処理工程のような作業です。これを“デザイン・ディレクションとデザインコンセプト検討段階“と私は言います。この工程なしには正しい意匠行為はできないのです。

しかし現実には、多くの場合、期待されているのは設計者の基本設計があれば後はデザイナーに意匠をしてもらい、デザインは完了と考えるご依頼主さまがとても多くいらっしゃいます。
“デザインの行為”とは意匠のみと思われていることがほとんどなのですが,これは間違いでありその前処理工程作業がとても大事ということです。

開発、設計部門さまからの依頼: その期待、 希望、 本音 とは

● 経営指針として決められた新製品分野の企画をどう進めたらよいか?

経営陣からの方針、指示のもと、新製品の開発が起きます。もちろん開発部門からの提案が企業戦略になることも含めて。

日常的に開発部門として、新しいコト・モノを生み出すシステムがあるか、無いかが大事なことですし、これを部門内のシステムとして、常日頃育て上げるという意識が大切なのでしょう。

● 売れる商品とは? デザインのパワーとは? 

機器・製品の分野、すなわち 医療機器、産業機器、家電製品、等々によってそれぞれニーズとその対応、解決策があるわけで、その定義は簡単ではありません。

でも、この要望とその応え方は常に求められるわけです。企業の各部門ともに共有して抱えつづける命題でしょう。

当たり前のことですが; 生活者が製品を購入するプロセスですが、まず使い手が、同様な機能の競合製品を吟味し、選択し購入します。その後、ある期間の使用経験を積んでから、これは‘‘いい!‘‘ と感じたとき、それは「売れる商品」であり、「デザインのパワー」を持った商品・製品なのでしょう。

その条件に如何に、企画・計画の貢献があるか、そしてデザインと技術の貢献があるかが問われるわけでしょう。

● デザイン会社への依頼、付き合い方というか、何を期待すべきかが不確か。

顧客企業さまのなかには、デザイン会社への発注経験が多い、少ないによって大きな違いがあるでしょう。

これまでのADC社での成功例としては、先方企業において、約4割ほどの割合で、何を、どうしたいか、いつまでに、という考えがあって、あとの6割はデザイン会社の意見を聞いてみようということが、結果的に成功するプロジェクトとなっているということでしょうか。

デザイン会社と発注企業さまとの関係は、そうした6割がまだハッキリしていないのに、相談できる関係にあるかないか、ここに大きな差があるようです。

 

4.デザイン部門からの依頼

デザイナーの人数の多小に関わらず、経営者の方々のなかでは、自社にデザイン部門があるが、場合によっては外部のデザイン会社を活用することも良いのでは? と悩まれる方も多いようです。

ADC社の顧客企業さまのなかでもデザイン部門を持っている会社も、もちろん、存在します。

それぞれの会社で違いがあるのはもちろんですが、デザイン業務の発注は、基本、デザイン部門の業務なのが普通でしょう。

その発注理由は、社内マンパワーへの補足もありますが、会社によっては、新しい見方、考え方を外部から、という目的でご依頼いただいたこともあります。

デザイン部門からの依頼: その期待、 希望、 本音 とは

● デザイン性の高い製品・商品を

外部のデザイン事務所はインハウスデザイナーと比較して幅の広い分野での開発経験があることがメリットとなるアプローチの提案を期待されるケースが多くあります。

限られた数の社内デザイナーの広がりを求めて、時には、‘コンぺ‘のような形をとる場合もありました。とくに、その企業が新しい製品分野に挑戦しようというような場合には有効のようです。

デザインを発注するにあたって、大事なのは、結果への狙い(デザイン・ディレクション)と期待が明快かどうかが重要でしょう。

デザイン・ガイドラインの設定 << デザインの ‘ルール‘ を整える

社内デザイン部門である程度の数のデザイナーを擁している場合、製品部門間で共通する‘‘デザイン・ガイドライン‘‘の必要性が起きます。そうしたガイドラインがあることで、各製品群の間で共通なデザイン要素などの確立が求められます。コーポレート・アイデンティティの必要性です。

さらには、展示ブースのデザインをも含めての総合的なクリエイティブ・ディレクションの貢献も、ADC社の得意とするところです。いってみれば、デザインの ‘ルール‘ を整える重要なデザイン業務です。

さらには社内デザイン部門において、社内で縛られているルール、ガイドライン、プロセスなどを見直す機会となることで、外部デザイン活用の価値を感じてもらうクライアントも存在します。

外部のデザイナーを使うメリットはどこに?

インハウスのデザイン部門をもちながら、外部のデザイン会社を活用するメリットとは?

メーカーデザイナーと違って幅の広い分野を経験していることからの違った提案ができる。

さらには、デザイン業務の幅ある経験と同時に、考え方、観方、いろいろな視点での広がりに価値があるといえるでしょう。

製品戦略、開発指針が確定する前段階で、外部デザイナーを活用し、ブレインストーミング的な発想の展開を広げてみるのも意味のある開発活動といえます。

即ち、新規開発の川上段階に外部のデザイナーを参加させては? との考え。

‘見える化’(可視化)することの 大切さ!  デザイン を 企業武器へ

デザイン・イノベーションを起こしたい

当社もイノベーションできるのか?
イノベーションはADC社の力だけでは到底実現できるものではないのですが、イノベーションが生まれるようなアシストができれば幸いと考えております。

これから先の時代はイノベーションが生まれそうなタイミングを逃さずキャッチし、実行に移せる経営センスが求められているのでしょう。

イノベーションなくして 未来はないかもしれません。

 

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