ADC社事務所のスタートの地, 秋葉原・神田和泉町に係わること、それと住まいのある小田原への想いといいますか、それぞれの地への親しみをブログ記事にしてみました。

ADC社の現住所は、秋葉原-神田佐久間河岸。スタートしたのはJR秋葉原駅と浅草橋駅の間にある神田和泉町。まずはそのお話から。江戸時代はこのあたり武家屋敷も。この地、そう云えばですが、周りを歩くと気付くのは、「モノづくり」というか、その昔からの創業企業が結構多いのではと。ジッパーでは世界的企業YKKの本社所在地で、Webページによると、日本橋で創業し、神田和泉町での事業がスタートしたのが1963年とのこと。あの有名な凸版印刷株式会社の本社も神田和泉町。そうした名の知れた企業の他に、この地で事業をスタートした小規模企業は数知れないわけです。ADC社スタート時、小企業事務所アパートのようなビルを出て、浅草橋駅へ向かうエリア、多くの中小企業の看板を見ながらの歩行には退屈しませんでした。ま、当時は小規模なデザイン事務所としてのスタートで、電気街に近く、多くの商品の調査には便利な場所でした。

ところで、ADC社はこの地 秋葉原・昭和通りの東側に設立したのが2003年。 それから17年。当時、何から何まで新体験と挑戦。 何ら決まったルートもなく、ガムシャラな日々だったことを思い起こします。懐かしい中小企業街です。いまでも、昼休み散歩などで懐かしく感じたりします。

神田和泉町界隈/透明水彩画

で、次は、自分の住まい、小田原のお話。 いろいろな理由と縁があって、小田原・蛍田に家を構えて20年。 酒匂川堤防の散歩道に近い蛍田が最寄り駅。 いい街に引っ越せたなといまでも満足してます。

小田原といえば海、山、川に囲まれている地形で自然がまだまだ多く残っています。あと小田原城くらいが観光地。名をはせる観光地箱根への入り口というか通過の町。しかしながら、歴史も文化も、なかなかの街で気に入っています。

その小田原のユニークさの象徴ともいえる「オダワラ提灯」。畳んだ時に胴の部分が蓋に収まるアイディアが特徴。 いわばポータビリティを狙ったGood Design! 箱根の山越えなどには最適だったのでしょう。

相模湾に面しているので、勿論、漁港が。 規模は小さいながら、いまでも活気ある港で地元の美味しい魚が。 それと、ここの地の利は、いくつかのサーフポイントが近いこと。

都心から離れてはいるものの、交通の便はよく、蛍田>小田原>東京>秋葉原と 新幹線通勤です。 この片道一時間ちょっとの通勤時間がThinking Time なかなか貴重な時間です。

自宅裏の酒匂川・蛍田近辺/透明水彩画


サーフィンで疲れた月曜の朝、頭はスッキリ! 新幹線の30分間で新しいプロジェクトのアイデアが!